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持ちつ持たれつ助け合い

2010年03月23日
ペルー人の友達から聞いた話。



ある町で、強盗事件が起きた。
犯人は5人。
警察の必死の捜査で、1人は逮捕、残りはまだ逃走中。
とりあえずその1人を豚箱にぶち込んだ。



その後、容疑者が3人捕まった。
前述の容疑者と同じ豚箱にぶち込んだ。



順調に容疑者を逮捕していたにも拘らず、警察は慌てていた。
もうすぐ本部からエライさんが偵察にやってくるからだ。
まだ残りの犯人を捕えていない
それに、あの豚箱の定員も5人だ
どうも格好がつかない、どうしよう、どうしよう。



ある日。
その町で1人の男が警察に捕まった。
ペルーでは車の窓ガラスに黒いシートを張る場合、きちんとした許可がいるのだが、
その許可証を持っていなかったという。
いわゆる道交法違反、軽犯罪だ。
本来なら罰金とか減点とか、そんなもので済む話だ。



でもその日は、本部のエライさんが来る日だった。
その警察は、男に取引を申し出た。
「エライさんが来る間だけ、お願いだから豚箱に入ってくれ。」



さすがに最初はその男も断ったが、
なんと豚箱にちょっと入りさえすれば、自分の罪はなかったことにしてくれるという。
それに小さい町のこと。
こういう機会に地元警察と懇意にしておくのは、何かと得だろう。



男はその申し出を受け、しばらく強盗犯(の容疑者)とともに豚箱に入っていた
その後シャバに出た彼は、その話を面白おかしく友達にしゃべってくれたそうだ。
「オレ、強盗犯と一緒にぶち込まれてたんだ。」



ペルーらしい大らかさが心地よい、そんな笑い話でした。





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